ヒアルロン酸とスキンケア
スキンケアに重要なヒアルロン酸の紹介。低分子ヒアルロン酸とは?
ヒアルロン酸と肌の関係
ヒアルロン酸は赤ちゃんの様なみずみずしい肌を実現するのを助けます。
お肌のキメを細かくしたりアトピーの改善、大人にきび、しわ、たるみ、保湿、乾燥肌、敏感肌、関節痛などに効果があります。
人間の体は約70%が水分でできていて、その水分は大部分が細胞内と細胞の周りに存在します。
ヒアルロン酸特に真皮に多く存在していて、細胞外にある水分は、ヒアルロン酸やコンドロイチンなどのムコ多糖類という粘々した物質でジェル状になって 体外に流れ出さないようになっています。
赤ちゃんは、くヒアルロン酸が多く水分の割合が多いために赤ちゃん特有のみずみずしいお肌になれるのです。
ヒアルロン酸は、大人になるにつれ徐々に減ってきます お肌に含まれるヒアルロン酸量だけをみても大人は子供の1/20くらいにまで減ってしまいます。
これが年齢と共にお肌のみずみずしさが失われていく原因の1つになっているのです。
皮膚は3層に分かれており表皮、皮下組織、真皮という構造になっています。
皮下組織の基底細胞で生まれた皮膚細胞が垢やフケとなって表皮から剥がれるまでの期間は、45日が理想とされています。
ヒアルロン酸は、水分をジェル化して細胞と細胞の間を埋めていますが、痒みなどが原因で皮膚が引っかかれたりする時、ヒアルロン酸を含むジェルがクッションのような役割をし、細胞が傷つくのを防いでくれます。
ヒアルロン酸は、より強い物理的な刺激にも耐えられるクッションのような構造になりますので、細胞が傷ついたりして炎症が起こることも少なくなります。
ヒアルロン酸の摂取によって正常な角質層を形成することで、炎症などのトラブルの少ないお肌を手に入れることが可能になります。
ヒアルロン酸が減ると、水分維持が難しくなり肌のシワやたるみが目立ちはじめ、コラーゲンやビタミンCを補給してもヒアルロン酸が不足していては、肌の保湿やハリは回復できません。
また、今人気のプチ整形などでもヒアルロン酸注入法として幅広く活躍しています。
ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸は体内の細胞をみずみずしく潤し、肌をなめらかに美しく整え、コラーゲンやその他ビタミン、栄養剤等も効率的に体内に吸収させる役割を持っています。
細胞の間でジェリー状のマトリックスを作って組織構造を維持し、肌組織の水分・潤滑性・柔軟性の保持に役立っています。
ヒアルロン酸は体の部位によって濃度は異なっていて、特に濃度が高いのは、皮膚、へその緒(臍帯)、関節液、目の硝子体などです。
ヒアルロン酸は、実質1g当り80ml(理論上は1g当り500〜6000ml)と高い水分保持能力を持っています。
ヒアルロン酸は、皮膚に十分あれば肌はみずみずしさとしなやかさを保っていますが、歳をとるにつれて減少しますので、肌が乾燥したりしわになったりします。
赤ちゃんの肌がみずみずしく、はりがあるのはヒアルロン酸を多く含んでいるからです。
そこでこれら皮膚の老化を防止するためには、ヒアルロン酸の補給が必要になります。
ヒアルロン酸を体の外から効果的に摂取し補うことで、皮膚の保湿力を高め、潤いとハリのある若々しい美肌づくりをする事が出来るのです。
ヒアルロン酸は科学的には、体内の全ての基本的な結合組織中に存在する、酸性ムコ多糖類です。
酸性ムコ多糖類にはヒアルロン酸の他にコンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、ヘパリンなどがあります。
ヒアルロン酸は、コアタンパクと呼ばれるタンパク質の周りに結合して存在しています。
酸性ムコ多糖類は保水性が高く、真皮の水分量の調節に大切な働きをしています。
皮膚では、タンパク質と結合して細胞の隙間を埋める基礎成分となります。
ヒアルロン酸は脊椎動物の結合組織中に普遍的に存在する「生体高分子(複合糖質)」のことです。
生体高分子(せいたいこうぶんし)とは生体内に存在する高分子の有機化合物のことです。
糖質、タンパク質(酵素やペプチド)、核酸 (DNA, RNA)、などがあります。
ヒアルロン酸は私たちのからだの中のさまざまなところに存在しています。
ヒアルロン酸は鶏のトサカにも非常に多く含まれています。
また、ストレプトコッカス属のある種の菌は、ヒアルロン酸を合成する働きをします。
ヒアルロン酸の働き
ヒアルロン酸は、私たちの体内や医薬品に含まれ、からだの中で以下のような役割を果たしています。
・皮膚の乾燥・老化の防止
ヒアルロン酸真皮に多く含まれ、水分を保持します。
ヒアルロン酸が多く含まれていると水分が十分に保たれ、皮膚の表面も潤います。逆にヒアルロン酸が減少して水分が少なまなると、肌の張りがなく皮膚の表面も乾燥してしまいいます。
・皮膚の保護
また、ヒアルロン酸は細胞と細胞の間に多く存在して、水分の保持やクッションのような役割で細胞を守っています。
細胞が壊された時や強い炎症が起こった時に細胞を修復する機能があると言われています。
その現象によって作用するヒアルロン酸の分子量(ヒアルロン酸の長さ)は様々であると言われています。
・関節痛の緩和
関節液、関節軟骨などに含まれ、潤滑作用(骨と骨の間の滑りをよくする)や緩衝作用(クッションとしての役割)など、関節の動きを良くする働きをしています。
・目の弾性と張りを保つ
硝子体に多く含まれ、緩衝作用や組織形状の維持(目の形の維持)をしています。
ヒアルロン酸にはそのほかにも以下のような役割があります。
・免疫機能の正常化
・脳の若返り
・生理機能の改善
・血管の弾性と張りを保つ